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カヤー(カレンニー)州およびシャン州ぺコン郡の10月中旬の状況

メコン河開発メールニュース2021年11月4日

 

カヤー(カレンニー)州および隣接するシャン州ぺコン郡の状況について、「カレンニー市民社会ネットワーク」(KCSN)が短い報告書を発表しました。

同報告書によれば2021年10月11日から24日までの間に2人が逮捕され、1人が死亡、8人が負傷し、9棟の建物が破壊されました。これで2月1日のクーデター以降、この地域では合計で195人が逮捕され、123人が死亡、137人が負傷し、300棟以上の建物が破壊されたことになります。

地域内の国内避難民(IDP)の数も約1,000人増え、KCSN の推定では10月24日現在で合計145,449人となっています。また、カヤー(カレンニー)州のロイコー刑務所に収容されていた24人が、「国家統治評議会(SAC)」が10月17日に発表した恩赦により、解放されたが、直後に2人が再逮捕されたとのことです。

同地域の状況については、断片的ですが、これまでも以下メールニュースでお伝えしている通りです。

クーデター後のカヤー(カレンニー)州の状況とバルーチャウン発電所(2021年8月10日)
http://www.mekongwatch.org/resource/news/20210810_01.html

クーデター後の少数民族地域の人道危機(2021年9月17日)
http://www.mekongwatch.org/resource/news/20210917_01.html

このメールニュースでは、上記の報告書から、国軍による軍事作戦や、国軍とカレンニー民族防衛隊(KNDF)および人民防衛隊(PDF)との衝突による被害についての部分を紹介します。報告書は淡々と数字等で事実関係を記述しているものですが、こういった衝突が日々起きており、そして被害が重苦しく積み上がって行っているのだとわかります。

【出典】
Bi-weekly situation update by the Karenni Civil Society Network, Oct 11?Oct 24, 2021 Summary of SAC human rights violations in Karenni State and Pekhon Township, Karenni Civil Society Network, October 26, 2021
https://progressivevoicemyanmar.org/wp-content/uploads/2021/10/KCSN-briefer-10-English.pdf
*カレンニー州及びシャン州ペコン郡における人権侵害状況のまとめ(2021年10月11日-10月24日)。死者数や避難民数などの表や戦闘が起きている場所などを示す地図あり。

・この2週間で、戦闘がプルーソーからボーラケに至る道路に沿って南に広がった。この道路はカレンニー州南部に通じる戦略的に重要なルートであり、国軍はここを確保するため増援部隊を送り込んでいる。

・10月9日から12日にかけて、プルーソー郡のターレー村近くで国軍とカレンニー民族勢力との間で少なくとも5回の衝突が起きた。カレンニー民族防衛隊(KNDF)の声明によると、10月12日に国軍のトラックが損傷を受けた。この間、国軍はターレー村に入り、村人の米の貯蔵小屋を全焼させて破壊したほか、牛や水牛も殺した。

・10月13日午後、国軍はプルーソーの町で無差別に銃撃と砲撃を行ない、カトリックの教会と複数の家屋を損傷した。同日、ロイコーのゴーンター村で住民3人が国軍の設置した地雷を踏み、全員が負傷した。

・10月14日、国軍はデモーソー郡ドークレンリ村で2棟の家屋に火をつけた。同日、国軍がデモーソー郡のシックスマイル村、ベスレー村、ワラワン村で掃討作戦を行なっていたところ、KNDFが設置した地雷によって国軍兵士3人が死亡、4人が負傷した。

・10月21日夜、KNDFなどがデモーソー警察署の裏にある僧院の敷地内に拠点を置いていた国軍の兵員を攻撃したところ、他の国軍兵士がデモーソーの町周辺で無差別に砲撃を行ない、翌日まで続いた。幸い死者は出ず物的損害もなかった。

・10月24日、モービエの人民防衛隊(PDF)とKNDFがロイコーからぺコンに向かっていた国軍の車隊を襲い、国軍兵士10人が死亡、複数が負傷した。その後、モービエを拠点とする第442軽歩兵大隊がモービエの町を砲撃し、女性1人が頭にけがをして亡くなった。また子どもを含む6人の民間人が負傷した。

(文責:メコン・ウォッチ)

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