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出版物案内>フォーラムMekong「ビルマ〜サイクロン後の人々、軍政」

メコン・ウォッチでは季刊誌フォーラムMekongを発行し、今年で9年目を迎えました。今号は軍事政権の支配が続くビルマ関する情報を集めました。サイクロン被害の復興を巡る軍事政権の思惑、少数民族の置かれた状況などをお伝え
します。

次号は開発と女性に関する報告をお届けする予定です。

フォーラムMekong Vol.9 No.2
−ビルマ〜サイクロン後の人々、軍政−

巻頭言 「資源の呪いとビルマ」
資源がないから貧しい」という定説は今日のアジアを見れば説得力がない。とくに今号で取り上げるビルマは、東南アジアにおいて最も資源に呪われている国の1つであろう。
ビルマ〜サイクロン被災からの復興をめぐる軍政の思惑〜
2008年5月に襲来したサイクロンの被災者支援を行わず、自分たちの権力保持を優先した軍政の政策は、国内外で激しい怒りを生んだ。軍政幹部たちの最大の関心事は、復興ビジネスでいかに儲けるかにあるようだ。救援、復興に関わるドナー各国や国連、世界銀行などの国際機関が注意するべきことは何か。ビルマ情報ネットワーク/メコン・ウォッチの秋元由紀が報告。
「難民観光」はいつまで続くのか〜「首長族」観光の現在と未来〜
首長族」として知られるカヤン民族は、ビルマ国軍の暴力から逃れるためタイ側に越境してきた難民である。人間動物園と揶揄される観光村で暮らす彼らは、タイ政府と観光産業の思惑の中で権利を奪われ続けてきた。カヤン観光村の人々の現実を、神戸大学大学院総合人間科学研究科博士課程の久保忠行が報告する。
ビルマの消えゆく民族
ビルマ最北のカチン州で、消えゆく少数民族、タロン民族の人々に出会った。現在、ビルマ国内に数名が存命するのみというタロン民族。写真家・甲斐典夫による、見えざる少数民族の人々の暮らしの貴重な記録。
インタビュー:ショーン・ターネル博士〜壊滅したビルマの穀倉地帯、多額の資金を隠し持つ軍政
マッコーリー大学助教授でビルマ経済が専門のターネル博士が、サイクロン後のビルマの米産業、ビルマ軍事政権が隠し持つ多額の資金、そしてサイクロン被災者救援のための人道的介入の可能性について語る。
メコン談話室から:援助は誰のものか〜ビルマにおける開発援助と暴力
2008年4月1日におこなわれた第43回メコン談話室、渡部沙織(上智大学大学院グローバルスタディーズ研究科博士前期課程)による報告。ビルマでは環境破壊や土地収用、強制労働など軍政が行う開発の負の側面に対して、住民が声をあげられないよう徹底的な人権侵害がおこなわれてきた。軍政下の開発援助と暴力について考える。
写真展「ビルマ2007 民主化運動:高揚、弾圧、現在」
2008年2月5日から15日まで、東京・汐留の共同通信社本社ビルで開かれた写真展。大好評を収め、現在もパネルが国内外を巡回している。主催者代表として秋元由紀が振り返る。
メコン・ライブラリー
メコン・ウォッチが事務所内に開設しているメコン・ライブラリーにある、ビルマに関する文献8点を紹介。ビルマの民族居住地域でのダム開発の実態を明らかにする資料、国際金融機関からの本格援助再開の問題を取り上げたものなど。
プロジェクト・ウォッチ:カンボジア国道1号線改修事業〜無償資金協力と大規模住民移転
カンボジアの首都プノンペンとベトナムの商都ホーチミン市を結ぶ、カンボジア国道1号線。メコン河西岸区間は日本の政府開発援助の影響を受け、改修工事に入っている。福田健治(メコン・ウォッチ)が、4000以上の世帯に影響を及ぼすこの事業の住民移転の被害実態を報告する。

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