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ラオス>著名な社会活動家誘拐される(2) 

メコン河開発メールニュース2013年1月8日

2013年のメールニュースをこうした内容で始めざるをえないことは非常に残念ですが、昨年12月15日、何者かに拉致されたとみられるラオスの社会活動家ソムバット・ソムポーン氏の行方は、事件発生から約1か月を経た今もなお不明のままです。1月4日、現地英字紙『ビエンチャン・タイムズ』がラオス政府の見解を掲載しましたが、「調査を継続中」というだけで、特に目新しい情報はありません。

http://sombath.org/2013/01/04/lao-government-statement/#more-246

一方、ソムバット氏の友人・知人たちの手によって、氏の一日も早い、無事な帰還を実現するために、今回の事件に関するHP(英語)が開設されました( http://sombath.org/ )。ソムバット氏の思想や業績を紹介するほか、諸声明や報道、公開セミナーを録画したビデオなども掲載されていますので、是非ご覧下さい。また、同HPでも紹介されていますが、AVAAZが、ラオス政府に本件の調査を呼びかける署名(英文)を募っています。ご協力いただける方は、以下のURLをご覧下さい。

http://www.avaaz.org/en/petition/Free_Sombath_Somphone/?tRlBMbb

今回の事件は、ソムバット氏が著名な社会活動家で、氏の献身的な活動に共感する人びとが多いというだけでなく、2015年に迫ったASEAN共同体(ラオスもその一員)の実現に向けてさまざまな取組みを積み重ねてきた人びとからも大きな衝撃として受けとめられています。ASEAN共同体の基礎となるASEAN憲章(2008年発効)に、民主主義、法の支配、人権尊重、グッドガバナンスといった諸原則が盛り込まれたのは、だれもが、ソムバット氏の誘拐事件のような事態が発生しない地域の実現を望んだからです。

この点については、1月9日(水)午前9時〜午後12時、タイ・バンコク市内にある学生キリスト教センター( Student Christian Centre )で、「ソムバット氏の誘拐事件〜ASEAN共同体にとっての意味」と題する公開セミナー(タイ・英通訳あり)が開催されます(チュラロンコン大学平和・紛争研究センターなどによる共催)。

メコン・ウォッチでは、ソムバット氏が無事な姿でご家族のもとに、そして氏が発展に努力したラオスに、一日も早く戻ってこられることを祈りつつ、今後もみなさんに現地からの情報をお伝えしてゆきます。

 

(文責・翻訳 メコン・ウォッチ)

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