メニューを飛ばして本文へ移動。

    English site

[メコン・ウォッチ]

ホーム | お問い合わせ | メールニュース登録 | ご支援のお願い


イベント | メコン河とは? | 活動紹介 | 追跡事業一覧 | 資料・出版物 | ギャラリー | メコン・ウォッチについて

ホーム > 現地での活動 > ラオス森林保全プロジェクト

ラオス森林保全プロジェクト

プロジェクトについて


パクベン郡のダムの水源林で行われている焼畑の様子

ラオス北部・ウドムサイ県パクベン郡では、小規模ダムのための水源林の制定、焼畑抑制政策 、農地と森林を分類する土地・森林委譲事業、村落移転政策など、様々な政策の実施によって、森を利用してきた地域住民の森林へのアクセスが制限され、農地の不足や破壊的な森林利用につながっています。
メコン・ウォッチは、パクベン郡において、(1)地域住民および地方行政官の水源林保全に関する理解が向上すること、(2)地域住民の参加可能な水源林管理システムが確立すること、それらを通じ、(3)地域住民の生計と両立する森林保全が実現すること、(4)対象地域での経験・教訓をラオスの森林政策や国際機関・NGOによる土地・森林管理事業の実施に反映させること、を目指して、 調査・提言活動を行っています。
これまでパクベン郡では、@地域住民の土地・森林利用に関する調査活動や郡の土地・森林政策の評価活動、A地域住民が参加する水源林管理委員会の設立と運営支援、B地域住民の暮らしにあった土地・森林区分のやり直し、C環境ワークショップの開催、D水源林の環境トレーニング、などの活動を行ってきました。

プロジェクトの背景と問題意識

ラオスでは今も農村部の人たちの多くが、自給的な米作と、森林からの非木材林産物に依存して生活を営んでいます。森林は生活のための無償の糧を与えてくれます。また、焼畑農業も生活には欠かせない場合がほとんどです。ところが、様々な開発や政策によって、森林が破壊されたり、あるいは村人の森林へのアクセスが制限されたりし、村人たちの生活手段が失われるケースが目立ってきました。
社会主義国ラオスでは、村の森林を伐採する開発プロジェクトや、国の政策に正面から批判の声を挙げることは困難です。重要なのは、ラオスにある法律や制度をうまく使いながら、村人たちが森林の利用に関する自らの権利を行政に認めさせ、村人が主導権をとって森林利用を行なえる環境を整えることだと考えています。
そこには海外のNGOだからこそ果たせる役割があると考えています。ラオスに溢れている、カネとモノを上から投入する援助ではなく、問題を抱えている村人たちと行政のコミュニケーションのギャップを埋め、村人と行政官がともに問題を考える場を提供することによって、問題解決につなげる試みを行っています。

プロジェクトの経緯

メコン・ウォッチがラオスの土地・森林政策に関わるきっかけとなったのは、財団法人地球環境戦略研究機関(IGES、本部神奈川県葉山町)の森林保全プロジェクトです。2000年4月から2004年度まで、事務局長(当時)の松本悟が、客員研究員としてラオスにおける調査活動などに関わりました。

IGESの森林保全プロジェクトの調査対象地の1つがラオス北部・ウドムサイ県パクベン郡でした。2005年度からは、ラオス国立大学林学部の協力のもと、パクベン郡において、メコン・ウォッチ独自で、村人の土地・森林利用に関わる問題とそれを取り巻く土地・森林政策についての調査活動を行ってきました。

2006年度からは、スタッフがラオスに駐在し、郡の行政官や村人とともに問題解決の方法を探る活動を開始しました。

活動内容と成果

パクベン郡での調査を通じて、地域住民の土地・森林利用の実態にそぐわない土地・森林政策の実施が、かえって破壊的な森林利用や、地域住民の貧困化につながっている実態が明らかになりました。そこで、「ホアイカセン川水源林管理委員会」の設置や、土地利用について問題を抱える村の土地・森林区分の見直しを支援してきました。地域住民と行政官が一緒に土地利用や森林保全の計画を議論する場が作られ、地域住民が参加して新たな土地・利用区分が作られたことは、本事業の成果です。
また、2011年度には焼畑民の暮らしについてのドキュメンタリーが完成しました。こうした映像資料なども利用しながら、森林政策に関わる行政官や国際機関・NGOにパクベン郡の経験・教訓を伝えていく活動も行っていきます。

※2005年度〜2007年度のプロジェクトは、独立行政法人環境再生保全機構の地球環境基金の助成を得て実施しました。
※2008年度〜2009年度のプロジェクトは、三井物産株式会社の三井物産環境基金の助成を得て実施しました。
※2010年度〜2012年度のプロジェクトは、経団連自然保護基金の助成を得て実施しています。

映像

「森の価値、人の価値〜ラオスのカム民族と焼畑農業〜」
ラオス北部の山岳部に暮らす焼畑民、カム民族の暮らしには、自然資源利用をめぐる様々な知恵が息づいています。焼畑を営むカム民族の村の一年の記録を通じて、カムの暮らしと焼畑農業を取り巻く現状を紹介します。

時間:15分
制作:メコン・ウォッチ(2011年)

日本語字幕版はこちらから(You Tubeのページに移動します)

英語字幕版はこちらから(You Tubeのページに移動します)

関連文書

関連サイト

このページの先頭へ

サイトマップ
特定非営利活動法人 メコン・ウォッチ
〒110-0016 東京都台東区台東1-12-11 青木ビル3F(地図
電話:03-3832-5034 Fax:03-3832-5039 
info@mekongwatch.org
© 2000-2013 Mekong Watch. All rights reserved.