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中国本流ダム>小湾ダムの事業資金を国内で確保
メコン河開発メールニュース 2003年7月12日

中国雲南省のメコン河本流(中国名:瀾滄江)3番目のダムとして建設が進められている小湾ダムの事業資金に関するニュースです。かつて日本の円借款に期待していましたが、中国国内での調達が進んでいるようです。以下の記事にありますように、小湾ダムの高さは292メートルで、日本一高いビルの横浜ランドマークタワーよりわずか4メートル低いだけという超巨大ダムです。

現地の新聞報道を、メコン・ウォッチの大澤香織(雲南担当)が翻訳しました。

雲南小湾ダム事業、250億元の借款を獲得

広東建設報〔建設縦横〕

2003年7月11日

三峡ダムに次いで中国第2の建設規模を誇る水力発電事業――華能瀾滄江水電有限会社小湾ダム事業が250億元(約3560億円)という巨額の借款を獲得した。

今回、借款を提供した3行の銀行はそれぞれ:国家開発銀行、中国建設銀行、中国工商銀行である。3行が提供した借款規模は順に150億元、60億元、40億元である。

伝えられるところによれば、現在までに国家西部大開発の重点プロジェクトと“西電東送”の主力電源施設とされている華能雲南小湾ダム事業の建設資金は、すべて実行に移された。今回契約された250億元の借款と投資サイドが投入した資本金は、今後の小湾ダム事業の進展に伴い時期を分けて投入される。

華能雲南小湾水力発電所は総発電規模420万kWで、発電所の最大ダム高は292メートル、世界で最も高いダム堤を誇る。事業の動態投資は277億元で、工程期間は11年間である。発電所の主要な部分の工事はすでに2002年1月から開始され、計画では2004年に川を堰き止め、2010年には最初の発電ユニットが発電を開始、2012年にはすべてが完成する予定である。

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