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パクムンダム>武装集団が抗議村を襲撃

メコン河開発メールニュース 2002年12月15日


世界銀行が、日本政府代表理事の強いサポートで融資し、8年前に完成したたタイのパクムンダムで再び暴力が影響住民を苦しめています。

水門永久開放を求めて影響住民らがバンコクで座り込みの抗議行動を行なっている最中、住民たちがダム近くに作った抗議村「メームンマンユーン(永遠の母なるムン川)」に顔を隠した一団が侵入して、村の施設を破壊していったというニュースが入ってきました。

以下、バンコクで活動しているメコン・ウォッチの木口由香の報告です。


皆様

たった今(12月15日午後5時頃)現地から入った情報です。

パクムンダムの永久開放を訴える住民たちは、抗議のためにメームンマンユーン村を離れバンコクに移動してきている最中でした。そのため、村にはほとんど人がいませんでしたが、本日約20人の男たちが武器と石油などを手に村に侵入してきました。

現地にいるパクムン農業共同組合のスタッフが確認したところによると、顔を隠した20名の男により、村の小屋の大部分が撤去されたといいます。学校として利用されてい建物、集会用の舞台なども壊されました。中にあった本や生活用品は周辺に散乱している状態だということです。けが人はありません。

先週、突然タクシン首相が首相府前に現れて住民との話し合いを約束しましたが、提示された条件は、NGOや住民リーダーすら除いた「本物の影響住民(!)」と直接、密室で話し合うというものでした。住民側はこの話し合いを拒否し、公開の場を用意して首相をそこに呼ぶ方針です。

先日、5日の午前3時ごろ、首相府前のテントが何者かに破壊される事態もおきています。

話し合いをすると言いながらその実、政府の対応は硬化していると見られ、2000年7月の流血事件の再来が懸念されます。

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