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タイ汚水処理>タイ字紙の報道

メコン河開発メールサービス 2000年12月28日


タイのサムットプラカン汚水処理プロジェクト問題(アジア開発銀行と日本の円借款で建設中)の続報です。

すでにお伝えしていますように、24日、抗議住民500人ほどが、建設現場に通じる道路を封鎖して、環境への悪影響と土地買収をめぐる汚職の疑いが払拭されるまで工事の一時中断を求めています。

これに対して26日に、建設現場の労働者が、道路封鎖によって食料や水が不足しているという理由で抗議住民を襲撃し、多数のけが人を出したと報じられています。

昨日バンコクポストの翻訳をお送りした際に、暴力に訴えた労働者の主張にいくつか疑問な点があると書きました。それに対して、知り合いのタイ研究者が、タイ字新聞であるデイリーニュースをチェックして下さいました。以下は、その方からの情報です。


Daily Newsのウェブサイトで昨日(27日)の紙面を見てみました。「1面スクープ」として、クロンダンでの建設労働者と抗議住民の抗議についての記事が載っていました。

全体的な論調はバンコクポストとそれほどかわりませんが、建設労働者が抗議住民を襲撃した時には約200人の警官たちがその場にいたが(バンコクポストでは30人となっていますが、Daily Newsでは200人と書かれています)、住民が襲われている間ただ傍観していたこと、ところが抗議住民が反撃に転じ、建設労働者がプロジェクト・サイトに逃げ込んだ時には、建設労働者を追って抗議住民がプロジェクト・サイト内に入り込むのを警官隊が阻止したという点をやや強調して書いています。またプロジェクト・サイト内に逃げ込んでからも建設労働者たちは抗議住民に向かって石などを投げ続けたが、それに対しても警官たちは何もしなかったことも書かれています。

また抗議住民の多くは高齢者だったとも書いています。けが人の数についても、バンコクポストでは10人とされていますが、Daily Newsでは負傷者は20人でそのうちの6人が重傷だとしており、6人の名前をあげています。その中にはバンコクポストの記事に名前のあがっていない人が2人含まれています。バンコクポストの記事のように建設労働者側の声は紹介しておらず、建設現場に女性や子供たちもいることは書かれていないので、全体的な印象としてはバンコクポストよりは少し住民よりの記事になっています。ただしサムットプラカーン県の知事の談話として、住民側が要求していることは自分の権限では対応できないものであり、また抗議住民にとりあえず道路の封鎖を解除するよう交渉を行ってはいるが、抗議住民の間で何を封鎖解除の条件とするかについて合意ができていないため交渉を進めることが非常に難しいので、まずは抗議住民の間で何を封鎖解除の条件とするのかについて合意を形成してもらいたいという発言を紹介しています。

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