メコン・ウォッチの松本です。
<先ほど送りました案内で、地図のリンクなどに誤りがありましたので、以下の
修正した案内文をお送り致します。>
最近開催が滞っていましたが、今月19日夜にカンボジアをテーマにしたメコン談
話室を開催致します。メコン・ウォッチでは、昨年10月にカンボジア担当スタッ
フを置き、今年初めからはプノンペンのNGOフォーラムに間借りして一緒に活動
しています。スタッフの一時帰国に合わせて、アジア開発銀行(ADB)が融資を
検討しているトンレサップ湖の港建設に焦点をあててお話します。
第21回メコン談話室【転載歓迎】
カンボジア:トンレサップ湖における港建設
ー「環境改善プロジェクト」の欺瞞性ー
講師:杉田玲奈(メコン・ウォッチ 在カンボジアスタッフ)
日時:2004年4月19日(月)18:30〜
トンレサップ湖はカンボジアの心臓とも呼ばれ、一年に一度「鼓動」しています。
乾季には約2500平方キロメートルの大きさの湖が、雨季になるとメコン河から逆
流する水により、約15000平方キロメートルに広がるのです。広大な湖が育む多
様な生態系と漁業資源の豊かさはよく知ら れるところです。
しかし、近年は違法漁業や水質汚染による生態系の破壊や自然資源の減少が報告
され、NGOやカンボジア政府、援助機関により様々な対策が講じられています。
こうした中、「環境改善」の名の下にトンレサップ湖の氾濫原に港を建設する、
「チョンクニス(Chong Kneas)環境改善プロジェクト」が、 アジア開発銀行
(ADB)の支援により推し進められています。
今回の談話室では、トンレサップ湖初の大規模港建設となるこのプロジェクトの、
予想される環境・社会影響、さらには環境影響評価(EIA)やパブリックコンサ
ルテーションの問題点について、メコン・ウォッチのカンボジア駐在スタッフが
報告します。
場所:メコン・ウォッチ事務所(JR御徒町駅徒歩5分)
台東区東上野1-20-6 丸幸ビル2F
http://www1.jca.apc.org/jvc/jp/aboutjvc/address.html(丸幸ビルへの地図)
資料代:500円(メコン・ウォッチ会員は無料)
参加申込:資料の用意などがありますので、事前にご連絡下さい。定員25名。
申し込み・問い合わせ:(特活)メコン・ウォッチ (担当:山田・東)
Tel: 03-3832-5034, Fax: 03-3832-5039 E-mail: info@mekongwatch.org
Website: http://www.mekongwatch.org
《メコン・ウォッチでは、1〜2か月に1度の割合で、メコン河流域国の開発、環
境、援助などについて学びあう「メコン談話室」を開催しています。毎回若手の
ゲストを招いてお話をして頂き、その後自由に語り合おうというものです。初め
ての人や学生さんにもわかりやすくて溶け込みやす い場にしたいと思っていま
す。》
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