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Date:  Fri, 21 Feb 2003 01:10:42 +0900
From:  Satoru Matsumoto <satoru-m@msi.biglobe.ne.jp>
Subject:  第16回メコン談話室>タイ・揚水発電所(ODA)被害住民を迎えて
To:  news@mekongwatch.org
Message-Id:  <20030221004832.1432.SATORU-M@msi.biglobe.ne.jp>
X-Mail-Count: 00084

メコン・ウォッチの松本です。

【重複で受信された方、申し訳ありません】

タイから2人のゲストを招いて、ODAによる揚水発電所の環境社会影響をテーマに
メコン談話室を開催します。

                  *********************************

                     第16回メコン談話室【転載歓迎】

                      巨大ODAプロジェクトの影で
         〜タイ・ラムタコン揚水式発電所建設の引き起こした問題〜

                                     <ゲスト>
             メサニ・ガーサンさん(影響住民代表)
             パイポーン・デートさん(東南アジア河川ネットワーク)

              (タイ語ー日本語通訳:木口由香/メコン・ウォッチ)


国際協力事業団(JICA)が事前調査を、日本の国際協力銀行(旧海外経済協力基
金)と世界銀行が協調融資を行ってタイに建設されている初めての大型揚水発電
所。工事の施工監理を行ったのは、日本の国策会社とも言うべき電源開発株式会
社です。

「タイで初の揚水発電所」、「環境に配慮した設計」

タイ発電公社(EGAT)はこの事業をこう宣伝し、揚水上部池を観光地としてアピー
ルしています。しかし、現場に隣接する2か村は、工事の際、2年7か月休まず続
いた爆破作業によって、農作物への被害とそれに伴う借財、そして深刻な健康被
害に苦しんでいます。騒音や振動、粉塵によると見られる村人たちの病気は5年
以上たった今もきちんとした調査も行われず放置されたままです。

3月の水フォーラムに向けて開催されるNGOのイベントに参加するため、影響住民
の代表と現地で支援しているタイのNGOスタッフが来日します。日本が支援する
大型プロジェクトの影で、現地の人々はどのような事態に直面しているのでしょ
うか。工事の引き起こした影響や、村人から見たその後の関係機関の対応などを
語っていただき、ODAの現場で何が行われているかを検証したいと思います。

日時:2003年3月11日(火)18:30〜

場所:メコン・ウォッチ事務所(JR御徒町駅徒歩5分)
      台東区東上野1-20-6 丸幸ビル2F
  http://www.jca.apc.org/jvc/access/access.html(丸幸ビルへの地図)

資料代:500円(メコン・ウォッチ会員は無料)

参加申込:資料の用意などがありますので、事前にご連絡下さい。

申し込み・問い合わせ:メコン・ウォッチ
  Tel: 03-3832-5034, Fax: 03-3832-5039
  E-mail: info@mekongwatch.org
  Website: http://www.mekongwatch.org/

《メコン・ウォッチでは、1〜2か月に1度の割合で、メコン河流域国の開発、環
境、援助などについて学びあう「メコン談話室」を開催しまていす。毎回若手の
ゲストを招いてお話をして頂き、その後自由に語り合おうというものです。初め
ての人や学生さんにもわかりやすくて溶け込みやすい場にしたいと思っています》

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